2026-01

朗読用詩

【朗読用 フリー台本 詩】逃げられない朝

眠れない夜が嫌いだったあたたかいのに、眠れない中ずっと自分の無力を仰いでただ泣いている夜が嫌いだったそれでも夜は明けて微かに空は青くなっていくカーテンの隙間から漏れる光は私をただ包んでいる眠れない夜は嫌いだけれど眠れずに迎える朝はそこまで怖...
朗読用詩

【朗読用 フリー台本 詩】夜長の夢

朝が来ないで欲しいと思う日々重なっていく生活と眠る度に重くなっていく身体自分自身が信じられなくてただ無力を感じて涙を流すだけ自分には存在の意味はあるのだろうか夜長には考えない方が良いことわかっているのに止められず頭の中がごちゃごちゃするのを...
朗読用詩

【朗読用 フリー台本 詩】水も滴る

水の滴るとはよく言ったもので実際水を浴びてみると案外不快が勝つ残念ながら見てくれるひともいないけれどそれでもたまに思う誰かに知ってほしいと雨音はかたかたと夜長を伝えて頭の中をゆっくりと飲み込んでいく知らないことは恐ろしい夢を見るのが怖いそん...
朗読用詩

【朗読用 フリー台本 詩】甘いケーキとしょっぱいラーメン

生きるために私が必要だと感じるのは甘いケーキとしょっぱいラーメンそれと言葉それ以上は求めない言葉は猛毒だ私が生きていくためには猛毒を喰らいつづけるしかないいつか私が言葉すら怖くなってケーキとラーメンだけを愛して生きるときが来るのだろうかその...
朗読用詩

【朗読用 フリー台本 詩】咲けなかった花

夕焼け小焼けをいじらしく待っていた花が咲くまでも待ちきれなかった時代があった空はどこまでも青く澄んでいた今はどうだろうコンクリートに覆われた地は薄暗くて落ちた花にも目を向けなくなったそれでもここには光があると信じて見えなくなった未来の先には...
朗読用詩

【朗読用 フリー台本 詩】155cmのからだ

見えないものはずっとそばにあるそれは冷たく心地よかったりそれは温かくて離れ難かったりずっと心にあってただただそばにあってどうしても動けないときにやさしく包んでくれて何も出来なくて泣きそうなときに涙を流しても変わらずにそんなもの自分には無いか...
朗読用詩

【朗読用 フリー台本 詩】あかりを消してみる

あかりを消してみる眠気はあるのに目は開いたままぼんやりと常夜灯をつけて窓を叩く風の音を聞いていた微睡みは遠くただただ、少しだけ感じる眠気床に置いた水の入ったボトルが冷たくて一口口にすれば、また目が少し冴えた目を閉じてみても頭は雄弁で綺麗な夢...