朗読用詩

【朗読用 フリー台本 詩】心に残らない花

がぶり、一口が大きく齧りとるわたしの体を齧っていくすり減っていく体と心を抱き締めて今もわたしはすり減っていく果物を齧るみたいに人の体はすり減り消えていくそれがどうしようもなく恐ろしくてそれでも人として生きるためにはそれしかなくてわたしはずっ...
フリー台本

【朗読用 フリー台本】わがままを叶えて

「人と関わるって、自分をすり減らすことだと思います。少なくとも僕にとってはそうです。誰かのための自分になんてなれないって思っているので」「誰かのために言葉を吐いて、誰かのために身を捧げて。そういう生き方は出来ないって思ってます。その軸は変わ...
フリー台本

【朗読用 フリー台本】大切な気持ち

「ずっと、一緒にいたいだなんて。そんな気持ち、抱くはずがないと思っていました。僕に、そんな気持ちが、あるなんて……思っても、みませんでした」「それでも、思ってしまったんです。あなたと一緒にいたい。ずっと、そばに居たい……なんて」「僕らしくな...
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【朗読用 フリー台本】滑稽な生き方

「はは、……まただ。また、頑張れなかった。いつも、こうだ。僕はいつも、誰を救うことも出来なかった。きっと、救うだなんて……傲慢だったんだろう」「それでも、……それでも、僕は、やめられないんだ。誰かの救いになりたくて、また足掻いて。きっとまた...
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【朗読用 フリー台本】生きていたい

「朝になると、少し気持ちが晴れます。夜の外の暗さは、僕には少し暗すぎるみたいで」「早く起きすぎてしまった日、僕はただ暗い中を鬱鬱と朝を待つしかないんです。……弱いなって、自分でも思います。それでも、生きることだけはやめられなくて」「……死ぬ...
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【朗読用 フリー台本】罪か罰か

「僕にしか出来ないことなんてないと思います」「そりゃあ、そうじゃないですか? 僕だけに、なんて個性は滅多にない。誰しもが個であるとしても、「必ずその人にしか出来ないこと」なんて、そんなに多くはないと思うんです」「……卑屈すぎますかね? まあ...
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【朗読用 フリー台本】無為の幸福

「ねえ、あなたに僕は必要ありませんか?」「まあ、そうだろうなとは思うんですがね。だって、あなたは強いから。きっと、僕が思っているよりもずっと。それはわかっているつもりです」「でも、僕はそれでもあなたに必要とされたいんです。わがままだとは思い...
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【朗読用 フリー台本 詩】咲いた想い

咲かないまま消えたくないなと思う自分の中に咲いた想い亡くならない記憶ただ生まれたものをそのまま消したくない足を踏み出せばそこは闇で辛く苦しい記憶ばかりが生まれては消えていくそれも自分だけのものだ失われたものは名残惜しいけれどそれをただ大切に...
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【朗読用 フリー台本 詩】夢の亡骸

夢の亡骸に祝いを込めてもう二度と覚めない望みを見る出来ないことを考えるあまり亡くしてしまった未来の先をどうやっても過去には戻れずなにをしても未来は見えないその先にある存在はどうにもならずに笑っているこの先を見たいと望んでもそれは叶わないこと...
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【朗読用 フリー台本 詩】救いとは

先が見えないのはいつものことどうしても言えないままに我慢して世界を待っていた救いを待ち焦がれていたそれはただ停滞した何も出来ずに不安に抱かれて泣くことすら出来ずいずれ来る終わりを待つことしか出来ずにそのままじゃいけないと思いながらもなにも変...