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【朗読用 フリー台本 詩】逃げられない朝

眠れない夜が嫌いだった
あたたかいのに、眠れない中
ずっと自分の無力を仰いで
ただ泣いている夜が嫌いだった

それでも夜は明けて
微かに空は青くなっていく
カーテンの隙間から漏れる光は
私をただ包んでいる

眠れない夜は嫌いだけれど
眠れずに迎える朝は
そこまで怖くない

きっとそれは
朝が柔らかく私を迎え入れてくれるからだろう
どうあがいても逃げられない
今日という日を連れてくるからだろう

逃げるつもりもないけれど
あきらめに近い気持ちが
受け入れろと囁いている

夜にもあきらめがあればいいのに
そんな風に思いながら
今日もまた
逃げられない朝と共に
生きる理由をまた歩いていく

いのり|pixivFANBOX
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